あびこ・シニア・ライフ・ネット殿が読売福祉文化賞を受賞NPO法人あびこ・シニア・ライフ・ネット(千葉県我孫子市)殿が昨年12月8日に読売福祉文化賞を受賞されました。
以下は、社会福祉法人 読売光と愛の事業団ホームページよりの抜粋記事です。全文はこちら。
https://www.yomiuri-hikari.or.jp/report/prize/156.html
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第15回読売福祉文化賞 6団体を表彰(2017年12月)
新しい時代にふさわしい福祉活動を実践している団体などを顕彰する「第15回読売福祉文化賞」(読売新聞社、読売光と愛の事業団主催)の受賞6団体が決まり、12月8日に読売新聞本社内で各団体の代表らに来ていただき、授賞式が行われました=写真下=。各団体には事業団の長尾立子理事長から記念のトロフィーが手渡され、活動資金として100万円が贈られました。
受賞団体は以下の通りです
【一般部門】
ふきのとう文庫(札幌市)
ホスピタル・プレイ協会すべての子どもの遊びと支援を考える会(静岡市)
せいかつをゆたかに実行委員会(堺市)
【高齢者福祉部門】
在宅介護を支える家族の会(山形県村山市)
あびこ・シニア・ライフ・ネット(千葉県我孫子市)
NPO法人あびこ・シニア・ライフ・ネット(千葉県我孫子市)PC教室など手頃に
高齢者向けのパソコン教室を中心に、庭木の剪定から、蛇口の水漏れまで、少額の謝礼で高齢者の悩みを解決する有償ボランティアに取り組んでいます。 理事長の佐々木敏夫さん(84)は、定年まで東京都内の民間企業で働いていましたが、「退職したら、地域に友人が全然いなかった」といいます。そこで、地域での新たなつながりを求めて2002年、高齢者宅でパソコンの使い方を指導する有償ボランティアを始めました。 利用者らと茶飲み話をするうちに、「庭の木が伸びている」といった日常の悩みを聞くようになりました。庭仕事など自分の専門外のことは、知人に対応してもらいました。高齢者の多様な要望に応える活動は口コミで広がり、04年にNPO法人となりました。 カラオケクラブでの地域コミュニティー作りや、防災機器の取り付けなども行います。有償でサービスを供給する「活動会員」は30人。サービスを受ける「利用会員」は660人にまで広がりました。活動会員は1時間1200円で、利用会員の要望を請け負う仕組みです。 佐々木理事長は、「老後も働き、少しでもお小遣いをもらいながら、楽しい生活ができる。そんな人の輪を広げていきたい」と話します。(千葉支局 大嶽潤平)